サンバキック 脱ドラム初心者

ドラム

ドラムセットでサンバっぽいリズムをバスドラムで表現したものを、通称「サンバキック」と呼んでいます。

サンバキックは「ドンチドドンチド」というリズムになるのですが、バスドラムの速いダブルが入るので、初心者にはちょっと難しいのです。

しかし、逆にバスドラムのダブルの習得のためのとても良い練習になります。

ゆっくりから始めてテンポ120ぐらいでできるようになるのが目標です。

この記事では、サンバキック基本形、キックペダルの基本的な踏み方、足首の鍛錬、そしてフットハイハットとのコンビネーションエクササイズをご紹介します。

サンバキック基本形

バスドラムを16分音符のアタマと4つ目に叩き、8分音符の裏に足でハイハットを踏みます。

バスドラムのキックペダルの基本的な踏み方は、ヒールダウン奏法(踵をペダルに載せたまま)とヒールアップ奏法(踵を浮かせて叩く)があります。

ヒールアップ奏法

  • メリット   太ももの重さをかけやすいので、大きな音を出しやすい。
  • デメリット  慣れるまで、不安定で身体がぶれやすい。

ヒールアップ奏法は、叩いた後に打面にビーターを押し付けるクローズド奏法と呼ばれるものが、やりやすい奏法です。

クローズド奏法は、ミュートされたバスドラムにおいては、アタックが強調されますので、タイトなサウンドが得られます。

場合にもよりますが、ロック・ファンク・ポップス系などに向いていると思います。

クローズドに対して、オープン奏法とは、叩いた後、すぐドラムのヘッドからビーターをはなして、打ったヘッドの鳴りを響かせる奏法です。

こちらは、ミュートなしのバスドラムで「ドーーン」といったサスティーンが得られます。

ヒールアップのままでは安定性に欠けるので、自分の場合、打った後すぐに踵をペダルに着地させるような足の使い方をしています。

ヒールダウン奏法

  • メリット  踵がペダルについているので安定している。
  • デメリット 音量がでにくい。すねの筋肉が疲れる。

ヒールダウン奏法は、踵をペダルに置いたまま叩くので結果的にビーターが打面から、すぐに離れ、オープン奏法になります。

クローズド奏法は、叩いてそのまま足を置いておけば、ビーターでミュートする形になります。

しかし、ヒールアップでのクローズド奏法のような押し込むようなタイトさは出しにくいと思います。

デメリットに音量がでにくいと示しましたが、これは、いっしょに演奏する楽器やジャンルによりますから、一概には言えません。

後は、はじめのうちは、足のすねの筋肉(前脛骨筋)が非常に疲れます。

今回のテーマである「サンバキック」を速いテンポで、3分~5分ぐらいやっているとすねの前脛骨筋(ぜんけいこつきん)がパンパンになってきます。

これは、前脛骨筋のトレーニングで解決できます。

ダブルキックのための筋トレ

踏むの筋肉は、ふくらはぎの後ろ側にある筋肉が作用しますが、こちらの筋肉は日常でよく使われているので、ドラムで疲れるということはあまりないと思います。

連打するためには、素早く元の位置に戻っていることが必要です。

ということは、脚を挙げる筋肉、つま先を挙げる筋肉を鍛錬すれば、おのずと持久力とスピードが得られるということになります。

ツーバスの高速連打では、脚を持ち上げる股関節や体幹の筋力が必要になりますが、サンバキックの場合は、足首周囲のバネのような使い方で十分だと思いますので、つま先を挙げる筋肉の鍛錬を取り上げてみます。

速く戻すことを意識する

前脛骨筋

つま先を挙げる筋肉の主なものを「前脛骨筋」と呼びます。

このすねの前脛骨筋をトレーニングするときに、すぐに思いつくのが、自分ができるギリギリのテンポで連打し、疲れてパンパンになり動かなくなるまで叩くという方法です。

確かにこれで、筋肉がついて疲れなくなってきますが、より効率よくトレーニングするには、「速く戻す」ことを意識すると良いと思います。

昔、ボクシングをやっていたころコーチに、パンチを打ったと素早く戻すことをよく言われました。

素早く元のスタンスに戻ることで次のパンチが出せるのと、打った時のインパクトが違うのです。

それと現整体師で元トレーナーとしての見解なのですが、、筋生理学的にいうと速い運動には速筋線維が使われ、持続的な運動には、遅筋線維が使われるので、両者を意識して、持久力のためのトレーニングと速さのためのトレーニングを分けるとより効率的に効果が得られると考えます。

トレーニングは、床に足をついて行います。

持久力のほうは、パンパンになるまで動かす方法で良いと思います。速さのほうは、打った後できるだけ速く戻すことを意識して踏み、疲れるまでやるのではなく、速さ重視で行うと良いと思います。

まあ、私も速く叩けるようになるために、疲労困憊まで踏み続けたり、スティックに乾電池つけて振り回したりしたクチなので、ここまで考えなくてもいいかなぁと今更思いましたが、参考までに。

フットハイハットとのコンビネーションエクササイズ

最後に足で踏むハイハットを組み込み、下半身の安定性を高めていきましょう。

まず、8分音符でハイハットを踏むパターンです。

どアタマのキックとハイハットが重なるところがズレないように注意して練習しましょう。

次に、16分音符の裏に入れたパターンです。

初心者には、とっつきにくいかもしれませんね。

最後に拍アタマに四つ打ちで入れるパターンです。

一見簡単そうですが、サンバキックの基本形の8分裏に入れるパターンに慣れた体には、なかなかやりにくく感じるパターンです。

まとめ

すぐにできなくても、毎日、練習していれば、ある日、必ずできるようになります。

継続あるのみ。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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